【初回でも安心】初めてのボルダリングのやり方・始め方!

ビギナー

色鮮やかな石が付いている壁を登っていく、ボルダリングというスポーツ。

最近テレビや雑誌などでもたくさん取り上げられているので、皆さんも一度は耳にしたことがあるのでは?

何だか楽しそうだし、やってみたい!

子供がやってみたいと言っている!

私が働くクライミングジムでは日々たくさんの問い合わせがあります。

そこでこの記事では、これからボルダリングを始めてみたいけど、どこに行って、どのようにすれば体験できるのか分からない方の為に、ボルダリングの始め方を詳しく解説していきます。

本記事のテーマ

ボルダリングをやったことがない方に、どうやってクライミングを始めればよいか、そのやり方を解説します。

この記事の信頼性

私はクライミングジムの社員として10年以上この業界で働いており、岩場では高難度を示す4段の課題を複数本攻略しています。クライミングジムでの勤務経験が長いので、今までお客様の悩みもたくさん聞いてきました。

この記事では、日々のクライミングジムへの問い合わせの中から多い質問をピックアップして答えているので、きっとこれからボルダリングを始めたい方への手助けになることと思います。

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クライミングジムに行こう!

ずばりボルダリングができる施設は全国のクライミングジムです。

クライミングジムは2020年現在、全国で660件ほどあると言われています。(mikipediaクライミングジムは何軒あるか 全国ver. 2020年5月より)

地方であっても大きな市区町村にはたいていクライミングジムがあります。

ボルダリングとはクライミングの中の一つのカテゴリーを指し、大きな巨岩(3~5mぐらい)をロープをつけずに登るスタイルのことです。

ボルダリングはクライミングの種類の一つなので、ジムを探すときは「クライミングジム」「ボルダリングジム」どちらで検索しても検索結果にたいした差はありません。

クライミングジムの探し方

クライミングジムの探し方はGoogleマップを使います。

自分の家の近くや、職場の近くなど、行きやすい市区町村単位で「港区 クライミングジム」などと検索をかけるのがおすすめです。

なぜ市町村単位かというと、クライミングジムは2020年現在増加し続けていて、数がとても多く、都道府県単位で検索すると選ぶのが困難になります。

首都圏近郊もしくは地方の県庁所在地なら、クライミングジムはたくさんあるので、まずは行きやすい場所で探してみましょう。

初めてのボルダリングであればどのジムで体験しても楽しめると思いますが、レビューをチェックするなら、店員が親切かどうかをチェックしてください。

「店員さんが親切で説明が分かりやすかったです。」などのレビューがあるジムでは、きっと気の利いた初回講習をしてくれますし、楽しくボルダリングができるでしょう。

初めてのボルダリングの金額は?

クライミングジムの初回料金は1人あたり3,000~4,000円程度で、内訳は初回登録料+施設利用料+道具レンタルとなります。

子供の場合は施設利用料が安いので2,000~3,000円程度みておくと良いでしょう。

ボルダリングジムの子供の利用

ボルダリングは危険が伴うスポーツなので、子供の利用には制限を設けているジムがほとんどです。

年齢制限はジムによって違いますが5歳ぐらいが施設を楽しんで利用できる目安となります。

小学生は基本保護者同伴で、中高生は親の同意書が必ず必要です。

ジムによっては中学生でも保護者の同伴が必要な場合があります。

行く前に子供の利用時間や年齢制限をホームページでチェックするか、ジムに問い合わせて確認しましょう。

ボルダリングの服装

ボルダリングをするときの服装はご自身が動きやすければ何でもOKです。施設内に更衣室も必ずあります。

女性は肘や膝をぶつけるとあざになりやすいので、気になる方は長ズボンやロングタイツを着用すると良いでしょう。

施設によって空調設備に差があるので、地下にあるジムは夏場に冷房が効きすぎて寒いこともあります。

夏場の冷房が苦手な方は休憩中の防寒着を持っていくのがおすすめです。

ボルダリングに必要な道具

ボルダリングには専用のクライミングシューズチョークという滑り止めの粉が必要です。

どちらも専門の道具なので、クライミングジムにはレンタル品が必ず用意されています。

稀にレンタルシューズのサイズが用意できないぐらい小さい子供だと、上履きで登れる場合もありますが、基本的には上履き・運動靴はNGです。

レンタルシューズは最小で16.5~17cm程度までは揃えてあるので、4歳以上であればほとんどの場合サイズがあります。

チョークはなくても登れますが、あった方がよりボルダリングを楽しめます。

クライマーであればチョークを使わずに登る人はまずいないぐらいの必須アイテムです。

クライミングジムスタッフのガイダンスを受けて登る

ボルダリングは基本的にどこの施設でも、初回にルールやコースの見方などのガイダンスを受けたら、後は自分で登るだけです。

クライミングジムでは壁に付いている石(ホールド)を全部好きに使って登るのではなく、決められたホールドを使ってコースを登ります。

コースの見方はジムによって異なりますが初回のレクチャーで必ず教えてもらえるので安心してください。

ボルダリングのコツ

最初はとにかくたくさん登ってみるのが良いと思いますが、初めての方でも意識するとあまり力を使わずに登れるコツがあります。

初めてボルダリングをする方は、力まかせに頑張って登る傾向があるのでこれを読むと取り組みやすくなるでしょう。

きついシューズを履く

クライミングシューズは足の指がしっかり曲がるサイズを選ぶのが基本です。

シューズの中で足の指が曲がっていることにより、足で踏ん張りやすくなります。

15分以上平気で履いていられるサイズだと間違いなく大きすぎますが、初回は足が痛いのも苦痛なので、無理のないサイズにして下さい。

こまめにシューズを脱ぐようにしましょう。

足をしっかり置く

ボルダリングが初めてだと手で懸命に石(ホールド)をもって、上半身に意識がいってしまいますが、足でしっかりと立つことを意識してください。

足でしっかりと立つことで上半身にかかる負担を減らすことができます。

ぶら下がるような感覚で

鉄棒を想像してください。

鉄棒にぶら下がって、懸垂するように体を引き上げた状態でキープするのはとても辛いですよね?

だけど鉄棒にぶら下がるだけならあまり辛くないはずです。

石(ホールド)をもっているときも、ぶら下がるような感覚で少し力を抜いてみてください。

クライミングはずっと力を入れていると疲れてしまいます。

ホールドを引いて上にあがるときは力を入れる必要がありますが、足をあげるときや横移動するときは、鉄棒にぶら下がるような感覚で少し力を抜いてみて下さい。

ボルダリングのやり方・はじめ方まとめ

ボルダリングはクライミングジムに行けば誰でも簡単に始められるスポーツです。

実は始めるときの敷居は低いので臆せず挑戦してみて下さい。

ボルダリングをやってみて、その魅了に気づき、「ボルダリングを続けたい」と思ったら施設の通いやすさでジムを選ぶと良いでしょう。行くことのハードルが高いと続けづらくなります。

まずは家の近くや、職場の近くにクライミングジムがあるか探してみて下さい。

私の大好きなクライミングを皆さんにも体験してもらえたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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