こんにちは。
nyamoです!
クライマーのみなさん、車はお持ちですか?
ぼくが数年前にクライミングの先輩に言われてナルホド!と思った言葉があるので紹介します。
車はクライミングギアだ。
車を持ってないのはクライミングシューズを持ってないのと一緒だ。
この言葉を言われた当時、ぼくは車を持っていなかったので、岩場に行くときは車を持っている人と一緒に行ってました。
ぼくは現在は車を持っているんですが、この言葉は今では、とても身にしみて感じます。
この記事の結論を先に述べますが、
「岩で成果を出したいなら、車を買ったほうが良い」
ということです。
ぼくは車を買ってからあきらかに岩での成果が出やすくなりました。
車を買ったのち、近年はボルダーに専念しており、天候が安定したシーズンに3ヶ月で合計41段登れたこともあります。
会社員なのでもちろん仕事もしていますので、岩場に行くのは週一回程度です。
これはそのとき3ヶ月間で登れた課題の内訳です。
4段 | 3段 | 2段 | 初段 |
2本 | 1本 | 9本 | 12本 |
車を買う以前は1年通しても、この本数は登ったことがありませんでした。
ここからは、「なぜクライマーは車を買ったほうがよいのか?」僕の考える理由を説明していきます!
クライマーが車を買うべき4つの理由
まず4つの理由がこちら
・好きなときに好きな岩場に行ける
・自分の都合に合わせて時間をコントロール
・他人に気を使わなくてすむ
・自分の必要な装備を整えられる
好きなときに好きな岩場に行ける
今週の日曜は休みだから瑞牆に行きたい!あの課題を登りたい!
そうは思っても、車を持ってなければ、まず一緒に瑞牆に行ってくる人を探さなければなりません。
なおかつ車を持っている人となると、幅がぐっと狭くなります。
もしも一緒に行ってくれる人がいなければ今週の岩登りはお休みです。
泣く泣くジムでトレーニングするとなると目標の課題はいつまでたっても登れず…
「金曜日にたくさん登って疲れてるから、土曜じゃなくて日曜に瑞牆に行きたい!」
そんなときも車の所有者が土曜しか行けないと言ったら土曜確定です。
車の所有者が「オレは小川山に行きたい!」と言ったらアドバンテージは車の所有者にあります。
車の所有者は1人でも岩場に行けますからね。
少し考えただけでも、車を持ってないと自分の融通がきかないシーンがたくさん思い浮かびます。
岩で成果を出せる確率は、岩に行かなければ0%です。
その反対に、たくさん岩に行けば、行った分だけ、成果が出る確率が上がります。
自分の都合に合わせて時間をコントロール
もしあなたが車を持っていて、1人で岩場に行くなら、1日の時間配分は全て自分でコントロールできます。
この時間のコントロールは、岩での成果に直結する重要な要素です。
岩登りに行く前日、仕事で帰りが遅くなってしまったら、翌日は体調を整えて午後から岩場に行っても良いですし、行く曜日を変えることもできます。
狙いの課題一本打ちなら、コンディションがベストの時間を狙って、ピンポイントの時間帯に岩場に行くのもOKです。
岩場へ行く道中、コンビニに何回立ちよっても大丈夫ですし、夜も帰りの時間を気にせず何時まででも登れます。
長時間、同じ課題をトライし続けても、同伴者に移動したいと言われることもありません。
ルートの場合はエリアの移動がほぼ無いので、この心配はありませんが、ボルダーの場合は、成果に関わります。
岩登りは自然の中で行うので、天候や気温、湿度、風、日差しの当たり方など、完登のための条件が揃った瞬間を待つ必要もあります。
他人に気を使って自分タイミングを逃すと、成果を逃してしまうので、ここ1番の勝負は1人で行くか、気を使わない人と行くようにするのがおすすめです。
他人に気を使わなくてすむ
車を持ってないのに気を使わない人とだけ、毎週のように岩場に行くのは、とても難しいです。
自分の車を持っていれば、気の合う友人とだけ、もしくは1人で岩登りに行くことができます。
誰かと一緒に行きたいけど、岩場への道中のスケジュールを自分でコントロールしたい場合は現地集合もおすすめです。
自分の必要な装備を整えられる
自分で車を持っていれば、岩登りに必要な道具やキャンプ用品を全て常時、車に乗せておくことができます。
誰かの車で岩場に行く場合は道具を取捨選択して持っていく必要があるので「あれ持ってくればよかった〜」なんてこともあるかもしれません。
車に全てのギアを乗せておけば、いざというとき便利なうえに家の中も広くなります。
特にボルダーマットは、車に手持ちのものをすべてを積んでおきたいです。
いざというときに頑張って運べば、1人でもランディングを整えられますし、何よりボルダーマットを家の中に置いておくと邪魔です。
クライマーが車を買うべき理由まとめ
ここまでクライマーが車を買うべき理由を4つ紹介してきましたが、この記事をよんで、筆者は大勢で岩場に行くことを否定している?と思った方もいるかと思います。
結論から言うと僕は大勢で岩場に行くことを否定しません。
むしろメリットもたくさんあると思っています。
人とセッションするのも楽しいですし、人数が多いとムーブの解決も早いです。
交通費も割り勘ですし、ボルダーマットを何枚も一人で運ばなくても良いので、とても楽です。
ただ、もし岩場で成果を出したいなら、移動手段を他人に頼らず、1人でいつでも岩場に行けて、いつでも自分のスケジュールで動ける状態を作っておくべきです。
車を持ってなくて、岩場に行く手段が他人だよりではコンスタントに成果を出すのは難しいでしょう。
それは僕自身も体感済みです。
なので「岩場でクライミングの成果を出したい!」そんな方はぜひ車を買ってください。
2020年6月現在、コロナウイルスのせいでデフレになって、中古車の価格が大幅に下落しているそうなので、金銭的に余裕のある方は購入のチャンスですね。
あなたが真のクライマーなら車を買って後悔することはきっとないはずです!
最後まで読んでいただきありがとうございました
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